検査入院(4)

検査手術の前日は朝から絶食であった。500ml2本の経口水ボトルを渡され飲んだ。当日は午後13時からの手術に備えて9時以降は水も飲んではいけないと言われた。結局お腹の中はほとんど空っぽだ。手術後の夕食もなしで、点滴で栄養補給となった。手術の翌日は若干のトラブルが発生した。尿道にパイプを入れているので自然に尿は袋に溜まるはずだが、慣れていないせいか尿意をもよおす。そこで意識して排尿を試みるとオシッコが漏れてパンツや下着、それに床に流れ出る。この失敗を数回繰り返して、意識して排尿するときは通常どおりトイレに行くべき、ということを理解した。尿はパイプを伝って自然に流れていくので、排尿の意識を停止しなければならない。排尿を意識して圧力をかけると、子供の時に母親に叱られたベッド濡れ状態となる。念のためベッドに横になってパイプを眺めていると無意識状態でも尿が流れている。少し安心した。しかしパイプと尿道の接続部あたりからは相変わらす少しずつ漏れる。一晩でかなり濡れるので尿パッドの取り替えが必要だ。検査入院は数年後には避けて通れない介護施設入所の事前体験となった。排尿パイプは手術翌日もそのまま世話になり、外したのは翌々日朝であった。食事は手術翌日の朝食から食べた。量が少ないのでお腹が空いて仕方ない。

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